猫の基礎ガイド

猫学

私は猫だけに限らず命がある生き物は全てに思いやりの心が大切だと考えています。
そもそも思いやりは相手の事を理解していないと始まりません。
また、相手の立場になった時の気持ちを理解することができなければ
誹謗中傷をしてしまったり、虐待をしてしまったりと良くない方向に向かってしまいます。

そこで今回は猫との生活において最低限知っておかなければいけない情報をお伝えします!

猫の生態について


現在、家猫とされているのは野生のアフリカヤマネコが家畜化されたものとされています。
猫は肉食動物であり、祖先は主に狩猟によって生きてきました。
そのため夜行性であり、基本的に昼間は寝て生活していることが多いです。
家猫が爪とぎをしたり、走り回ったり、高いところに上ったりする行動は
猫が本来持っている能力だと言えます。
また、野生の猫は基本的に単独で行動することが多いですが
家猫の場合は社会性が高い傾向にあります。
そのため、家族として関係を築いていくことが
猫にとって有意義な人生を送る一歩と言えます。

猫の品種について


猫には多様な種類が存在しています。
現在では純血種の団体で約60種類、未公認の品種は100種類を超えていると言われています。
代表的なのでは、アメリカンショートヘアー、ペルシャ、マンチカン、ベンガル、ロシアンブルーが有名どころです。ブログの著者もロシアンブルーを飼育しています。

猫の食事について


猫だけに限らず飼育されている生き物は与えられた食べ物で生活をしなければいけません。
つまり、何をあげるかが非常に重要になってきます。


タンパク質の必要性です。
猫は肉食動物であり、タンパク質が彼らの食事の基本的な要素です。
タンパク質は筋肉の成長や修復、免疫機能の維持などに重要な役割を果たします。
人でも同じですよね。
筋肉を成長させるのにタンパク質を取るというのは有名なお話ではないでしょうか。

ビタミンとミネラルの栄養が重要です。
ビタミンA、ビタミンDの栄養素は特に重要です。
ビタミンAは視覚の健康を促進し、
ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨や歯の強化に役立ちます。
どちらも猫の免疫機能をサポートする役割や皮膚の健康、被毛のツヤ等
猫の健康を維持するために必要不可欠です。

水分の摂取
猫は水分を十分にとることが苦手であると言われています。
そのため、湿気のあるフードなど工夫が必要になります。
特に高齢の猫や慢性的な腎臓疾患を持つ猫は、水分摂取に特に注意が必要です。

④定期的な給餌
成猫には1日2回から3回の定期的な給餌が推奨されます。
また、適切な量の食事を与えることも重要です。
置き餌など、一度に大量に与えてしまうと肥満や誤嚥を起こし
最悪の場合、死に至ることもありますので注意が必要です。
どうしても定期的な給餌が難しい場合は
自動餌やり器等もありますのでご検討してみてください。

⑤適切なフードを選択する。
人間と同じようにこれが好き、嫌いといった食の好みは猫にも存在します。
そして、人間が赤ちゃんの時に離乳食になるように猫も成長過程に合わせたフード選びが大切です。
年齢、体重、活動レベル、健康状態などを考慮して選びましょう。

猫のトイレについて


猫は基本的に本来の習性から教え込まなくてもトイレができると言われています。
しかし、どんなトイレでもよいというわけではありません。
適切なサイズ、砂の種類、設置場所には配慮をしなくてはいけません。
よく言われているのは猫が旋回できる大きさで、
猫1匹につき2個のトイレを設置するのが望ましいとされています。

猫の医療ケアについて


基本的に飼育する際にはワクチンの接種が必要になります。
1回目のワクチンは通常生後8週目から始まります。
このワクチンには猫カリシウイルス・猫白血病ウイルス等が含まれていることが一般的です。
2回目のワクチンは初回接種から約3~4週間後に接種を行います。
これらは病院の指示に従い接種するようにしましょう。
また、ワクチンだけではなく定期的な健康診断も必要になります。
人が年に1度健康診断に行くように、猫も健康診断をすることを推奨しています。
自分の事であれば体調が悪いなどの変化に気づけるかもしれませんが
猫は話すことができません。
そのため早期発見や予防措置が重要なのです。

猫の遊びについて


あなたがもしどこにも行かずにずっと家でじっとしていてくださいと言われたらどう思いますか?
普通は苦痛に感じると思います。
自由がなくなるわけですから普通の人は辛いと感じてしまいます。
猫も同じです。
猫はもともと野生で育ってきた生き物です。
そのため好奇心旺盛で活発な特徴があります。
猫たちのエネルギーをうまく発散させ、ストレスを軽減させてあげることは非常に重要です。
例えば猫の習性は狩りです。
その習性を利用してネズミで遊ばせてあげたり、
キャットタワーを設置してあげるのは良いことでしょう。
遊び頻度は猫によってもちろん違います。
基本的には一日15分~30分程度遊んであげるのが望ましいとされています。
そして一番重要なのは安全性の確保です。
基本的には猫の気持ちを考えて作成されているおもちゃではありますが
100%の安全性があるわけではありません。
猫の安全性を確保してあげるのは飼い主のとても重要な役割です。

まとめ

今回は猫という生き物を知ってもらうための基本中の基本をお届けいたしました。
これから猫を飼育したいという方、猫が好きという方はもちろんですが、
今まで興味の無かった人、何も知らずに嫌いになっていた人が少しでも
猫に対して思いやりをもって接していただければ幸いです。
今後も猫と人をつなぐ情報を発信出来たらと考えていますので
ぜひ、その他SNSものぞいてみてください。

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